親世代と子世代がそれぞれ世帯を構え、この二世帯が一緒に住む住宅を、二世帯住宅といいます。
少子高齢化や女性の社会進出など、家庭をとりまく情勢が大きく変化するなかで、親世代と子世代が協力して暮らすことのできる二世帯住宅には注目が集まっています。
今回は、二世帯住宅の購入を検討する方に向けて、その種類や間取りの例と、二世帯住宅のメリット・デメリットをご紹介します。
マイホーム購入前に知りたい!二世帯住宅のおすすめ間取りとは
二世帯と一言で表しても、両親と子ども夫婦の4人暮らしや、祖父母と父母、子ども2人の計6人暮らしなど、同居する人数は世帯ごとに異なります。
このように、二世帯住宅の間取りや設備も家庭のニーズに合わせてさまざまあり、豊富な種類の二世帯住宅が存在します。
しかしその種類をおおまかに分類すると、二世帯住宅は、二世帯が同じ空間で生活する「完全同居型」、リビングや玄関など一部分のみを共有する「一部共有型」、そして玄関からお風呂場、トイレなど生活空間が世帯ごとに独立した「完全分離型」の3種類に分けられます。
また、近年ではこれに加えて、ホテルのラウンジのように、それぞれ独立した空間をもった上で共有できる空間を設けた隣居スタイルの間取りも登場してきました。
このように二世帯住宅では、人数や家族同士の距離感、プライベートな空間の必要性などを踏まえ、家庭に合った間取りを選択することができます。
マイホームは二世帯住宅がおすすめ?二世帯住宅のメリット・デメリットとは
二世帯住宅では、二つの世帯が暮らすための設備や土地が必要であるため、建築費用がかさんでしまうという印象を受ける方が多いでしょう。
しかし、それぞれが別々の住居を用意することと比較すると、建築費用や家賃はかえって安くおさまることが一般的です。
さらに、通信費や水道光熱費などもまとめて支払うことが可能になり、節約につながる点もメリットの一つです。
祖父母が子どもの面倒をみる、家事はローテーションでおこなうなど、家族同士で協力しあったり、非常時に頼れる家族が多いという安心感であったりと、家族同士のつながりが深まることもメリットといえるでしょう。
一方で、世代や価値観の異なる二世帯が同居するため、生活習慣やコミュニケーションの面でトラブルが発生しやすい点が、二世帯住宅のデメリットです。
訪問客の受け入れや、お互いの干渉度、お風呂や食事などの基本的な生活習慣は、二世帯で暮らす前に把握しておくとトラブル回避につながります。
また、踏み込んでほしくない領域の見極めをお互いに注意する必要があるため、プライバシーが守られるかどうかも、二世帯が同居するうえでの重要なポイントといえます。
まとめ
今回は、二世帯住宅の購入を検討する方に向けて、その種類や間取りの例と、二世帯住宅のメリット・デメリットをご紹介しました。
二世帯住宅で発生するトラブルを回避する意味合いでも、二世帯住宅を購入する際は、種類や間取りにこだわり、事前に関係性を築くことをおすすめします。
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