
土地や建物の売り方には、仲介と買取の2つの種類があります。
どのような不動産を売却するのか、目的などに応じて売り方を決めるのが一般的です。
とはいえ、不動産売却は日常的におこなうものではないので「流れや準備がわからない…」という方も多いでしょう。
今回は不動産買取にフォーカスし、準備すべきことや契約締結前・後の流れについて解説します。
土地や建物を売ろうとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
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不動産買取における事前準備の流れ

まずは、事前準備の流れについて解説します。
事前準備の流れ1:必要書類を揃える
まずは、必要書類を揃えるところから始めます。
不動産買取で土地や建物を売る場合、一般的には下記の書類が必要です。
●登記済証または登記識別情報
●固定資産税納付通知書
●建築確認証
●土地測量図や境界確認書
●本人確認書類
登記済証または登記識別情報は、土地や建物の所有者を証明する書類です。
登記の際に、法務局から送付されます。
再発行ができないので、紛失している場合は弁護士などの専門家による手続きや書類作成が必要です。
固定資産税納付通知書とは、固定資産税の金額が記載された書類で、堺市などの市町村から年に1度送付されます。
建築確認書は建築基準法を満たしている建物か否かを証明するものです。
登記済証または登記識別情報と同様、再発行ができないため、ない場合は市役所などで代わりになる書類(台帳記載事項証明書)を取り寄せる必要があります。
土地測量図や境界確認書とは、土地の正確な面積を確認するために準備しなければなりません。
紛失していたり境界があいまいだったりする場合は、土地家屋調査士に依頼し確定測量と測量図の作成を依頼します。
事前準備の流れ2:相場を調べる
必要書類が準備できたら、次は相場を調べます。
ご自身で相場を調べる方法として、成約価格が調べられるレインズを活用したり、折り込みチラシなどで調べたりする方法があります。
レインズは売り出し価格ではなく、実際の成約価格を把握できるのでおすすめです。
ただし、不動産会社専用の物件情報サイトとなるので、不動産会社に問い合わせをすると良いかもしれません。
事前準備の流れ3:査定依頼をおこなう
買取で不動産を売る際の事前準備として、査定依頼をおこなうことも挙げられます。
査定によって、売りたい土地や建物が、どのくらいの価格で取引されるのかを知ることが可能です。
査定には机上査定と訪問査定の2種類があります。
机上査定とは、売主からの情報(立地や床面積、築年数など)のみで、簡易的に結果を出す方法です。
訪問査定は実際に現地に足を運んで調査するので、より精度の高い結果が期待できます。
一般的には机上査定を経て訪問査定をおこないますが、売ることが決まっている場合やすぐに売りたい方は、最初から訪問査定を選ぶのがおすすめです。
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不動産買取の契約締結前までの流れ

続いて、不動産買取の契約締結前までの流れについて解説します。
契約締結前までの流れ1:不動産会社を決定する
契約締結前までの流れとしてまずおこなうことは、不動産会社を決定することです。
査定結果をもとに、どこの不動産会社に買取を依頼するかを決めます。
決める際のポイントは、下記のとおりです。
●査定額に納得できるか
●買取の実績が豊富か
査定額に納得できないと、満足のいかない不動産売却となってしまいます。
そのため「最低でも○○円以上で売りたい」というボーダーラインを決め、決定するのがおすすめです。
また、できれば買取の実績が多い不動産会社を選びます。
不動産会社と一口にいっても、仲介を得意とするところや賃貸を専門としているところなど、さまざまです。
得意分野がそれぞれ異なるので、買取を専門としているところに依頼すると安心できます。
契約締結前までの流れ2:引き渡しの条件を決める
契約締結前までに、引き渡しの条件を決めることも大切となります。
具体的な内容としては、取引金額や引き渡し日、書類の提出日といったものです。
家具の処分費用やリフォームをおこなう場合はその費用なども、条件の一つとして確認しておきます。
また、入金日がいつになるかはしっかりと取り決めておくことが重要です。
売買契約締結後、どのくらいの期間で入金されるのかを確認しておかないと、トラブルにつながる可能性があります。
契約締結前までの流れ3:売買契約を締結する
引き渡しの条件が決まったら、次の流れは売買契約を締結することです。
締結時は、契約内容や条件などを読み合わせたり、押印や署名をおこなったりします。
売買契約の締結後に、売主の都合でなにかしらの変更があった場合、追加でお金が発生することがあるので内容をしっかり確認しておくことが重要です。
また、一般的には売買契約時に手付金が支払われることになります。
手付金とは、売買代金の一部を買主が売主に対して支払うお金で、契約したという証拠のほか、契約解除などに用いられるものです。
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不動産買取における契約締結後の流れ

最後に、不動産買取における契約締結後の流れについて解説します。
契約締結後の流れ1:決済と引き渡しをおこなう
契約締結後の流れとしてはじめにおこなわれるのが、決済と引き渡しです。
決済と引き渡しは、銀行などの金融機関でおこなわれるのが一般的となります。
当日の流れは、下記のとおりです。
●売主が準備した書類を司法書士がチェックする
●不備がなければ押印と署名をする
●買主から売主に対して売買代金が入金される
●司法書士への報酬を支払う
●土地や建物に関する書類や鍵などを、買主に渡す
契約締結後における決済と引き渡しの日は、司法書士も立ち会うのが一般的です。
書類をチェックし、問題なければ署名と押印をします。
そして、買主から売主に対して売買代金が入金されるのも、契約締結後のタイミングです。
金額に誤りがないか否かを確認なさってください。
また、司法書士に手続きを依頼した場合、報酬としてお金の支払いが必要です。
最後に土地や建物に関する書類や鍵などを買主に渡し、不動産売却の完了となります。
契約締結後の流れ2:確定申告をおこなう
買取が終わったあと、その翌年に確定申告をおこないます。
確定申告とは、1年間に得た所得とそれに対する税金などを計算し、税務署に申告する手続きです。
土地や建物を売って利益が出た際は、確定申告をおこなわなくてはなりません。
もし確定申告をおこなわなかった場合、別の税金が課税されることがあり、本来納めるべき金額より多くの税金を支払うことになるでしょう。
そのため、忘れずに手続きをおこなってください。
ちなみに確定申告の期間は、毎年2月16日~3月15日であるケースが多いです。
期間が短いうえ、締め切りに近くなると税務署が混雑するため、なるべく早めに手続きすることをおすすめします。
また、確定申告はご自身でおこなう以外に、税理士に依頼することも可能です。
費用がかかりますが、専門家の立場でスムーズに手続きをおこなってくれるでしょう。
毎年確定申告の時期になると、無料相談会をおこなっている地域もあるので、不安な方は参加してみるのも一つの方法です。
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まとめ
不動産買取で事前に準備することとして、必要書類を揃えたり相場を調べたりすることが挙げられます。
契約締結前までにやることは、査定依頼や引き渡しの条件を決めること、売買契約の締結などです。
契約締結後におこなうことは、決済と引き渡しや確定申告です。
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