072-267-4011

営業時間:
9:00~20:00
定休日:
水曜日

堺市の不動産売却|株式会社ブリスマイホーム > 株式会社ブリスマイホームのスタッフブログ記事一覧 > 不動産売却で必要な告知書とは?作成するときの注意点を解説

不動産売却で必要な告知書とは?作成するときの注意点を解説

≪ 前へ|中古マンションの購入!高層階と低層階のメリット・デメリットを解説   記事一覧   不動産相続で数次相続が発生したらどうすれば良い?|次へ ≫

不動産売却で必要な告知書とは?作成するときの注意点を解説

カテゴリ:不動産売却

不動産売却で必要な告知書とは?作成するときの注意点を解説

不動産売却時には、売主と買主は売買契約書などのさまざまな書類を取り交わします。
そのうちの一つである告知書も、不動産売却において重要な書面です。
そこで今回は、不動産売却における告知書とは誰が作成するべきなのか、作成時の注意点とともに解説します。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら

不動産売却に必要な告知書とは?

不動産売却に必要な告知書とは?

告知書とは、物件状況報告書とも呼ばれている書類のことです。
不動産売却において売主には契約不適合責任があり、買主に対して物件が抱える瑕疵(不具合や欠陥)を正しく告知しなければなりません。
告知書はそのときに用いられる書面のことです。
記載すべき事項には、おもに以下の内容があります。

●雨漏りの有無
●シロアリ被害の有無
●隣地との境界越境の有無
●地盤沈下の有無
●周辺の住環境に影響を与える施設(ゴミ処理場、火薬類貯蔵施設など)の有無
●近隣における建築計画の有無

不動産売却で告知書が必要な理由

買主へ告知すべき事項は、口頭ではなく書面に残す必要があります。
中古不動産である以上、多少の問題が生じているケースは珍しくありません。
それがどんなに些細なものであっても、もれなく告知書に記載するようにしてください。
書面に残しておかないと不動産売却後にトラブルとなり、契約解除や損害賠償を請求される場合があります。
契約不適合責任においても、売買契約書や告知書へ記載してあるかどうかで、買主への説明責任が果たされているかを判断するので注意しましょう。

買主へのアピール材料になる

告知書への記載するべき事柄は、不具合や欠陥などのマイナスポイントだけではありません。
たとえば、過去に実施した修繕・リフォーム履歴を記載すれば、適切に物件を管理していた証明になるでしょう。
シロアリの予防工事などの対策をおこなっている場合も、告知書に記載して積極的にアピールするのがおすすめです。
売主側では修繕していない不具合があったとしても、リフォームなどで対応できる範囲であることがわかれば、買主は安心して購入判断できるメリットもあります。

不動産売却における告知書は誰が記入する?

不動産売却における告知書は誰が記入する?

不動産売却において、売買契約書や重要事項説明書は仲介する不動産会社が作成するのが一般的です。
ただし告知書については、原則として売主が自分で記入します。
告知書には売主の署名・押印欄があるので、売主に記入責任もあるためです。

告知書を作成するタイミング

告知書は、売買契約の締結時に買主へ渡す書類です。
そのため、基本的には売買契約前に完成していれば問題ありません。
しかし告知書を作成するにあたり、物件の状況をチェックしたり、過去の修繕・リフォーム履歴をまとめたりする必要があります。
作成に時間がかかることもあるので、余裕を持ったスケジュールで記入を進めていきましょう。
不明な点があれば、仲介を依頼した不動産会社に確認しながら作成するのがおすすめです。

不動産売却で告知書を作成するときの注意点

不動産売却で告知書を作成するときの注意点

不動産売却にあたり告知書を作成するときには、以下の注意点に気を付けましょう。

不動産会社に任せきりにしない

告知書にどの程度まで記入すれば良いのかわからない場合、仲介を依頼する不動産会社へお任せしたくなるかもしれません。
しかし、物件の状況や過去におこなった修繕・リフォーム履歴などは、第三者である不動産がすべてを把握することは困難です。
物件に生じている不具合も、普段から使用している売主のほうが詳しく状況を把握していることでしょう。
付帯設備表についても、売主は撤去するつもりでいた設備を、不動産会社が「有り」と記載してしまうなどのリスクがあります。
このような認識の違いによる誤記入を防ぐためにも、不動産会社に任せるのではなく、売主が自分で作成するようにしましょう。

過去の補修履歴がわからない場合

たとえば相続で取得した空き家などは、売主であっても過去の補修履歴がわからないこともあるのではないでしょうか。
このようなケースでも、可能な限り過去の履歴を調査してください。
当時の売買契約書や工事請負契約書、図面、領収書などからも、過去に実施した補修履歴がわかる場合もあります。
施工業者がわかるときは、業者へ問い合わせるのもおすすめです。

不具合などの対応状況も記載する

土地や建物に生じている不具合については、以下のポイントも詳しく記載しましょう。

●不具合が発生した時期
●不具合の内容と対応状況
●現在の状況(再発の有無など)


何らかの問題が発生していたとしても、その時期や内容によっては、買主も納得のうえで購入判断できます。

ホームインスペクションの活用もおすすめ
過去の補修履歴などが残されていても、すべての不具合を個人で把握することは困難です。
そのような場合には、専門家によるホームインスペクションを活用してみてはいかがでしょうか。
建物に不具合が生じていないかどうかだけでなく、修繕すべきタイミングなども調べられます。
一定の基準を満たすホームインスペクションに合格すれば、瑕疵担保保険に加入できるのもメリットです。
万が一引き渡し後に何らかの問題が発覚しても、瑕疵担保保険に加入していれば、保険会社が売主に代わって補修費用を負担してくれます。
また売主ではなく、買主がホームインスペクションの実施を希望することもあります。
許可するかどうかは売主に決定権がありますが、不動産売却をスムーズに進めるためにも、基本的には買主の意向にしたがうのがおすすめです。
買主の意向でホームインスペクションを実施したときは、以下の注意点を確認しておきましょう。

●ホームインスペクションの結果は売主にも提示すること
●第三者に診断結果を口外しないこと(風評被害を防止するため)


仮にその買主とは売買契約に至らなくても、ホームインスペクションの結果を活用すれば、売却活動の方針を見直せます。

販売開始前までに完成させておく

告知書を短時間で作成しようとすると、記入漏れやあいまいな記載となるリスクがあります。
さらに、内覧の段階で購入希望者から不動産の状況について詳しく質問されることもあるでしょう。
そこで、告知書は販売開始前に完成させておくことをおすすめします。
販売開始前に作成しておけば、あとから記入漏れに気が付いてもすぐに対応できます。
また、内覧時に買主へ説明する際の資料としても活用できるでしょう。

心理的瑕疵も告知する必要がある

告知書には、土地や建物に生じている物理的瑕疵だけでなく、心理的瑕疵も含まれます。
たとえば自殺や孤独死などが発生した事実は、買主の購入判断に大きな影響を与えると考えられます。
心理的瑕疵に関する告知については、国土交通省が「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」により、次のように定めています。

●自然死・日常生活における不慮の事故死(誤嚥、転倒など)
●上記以外の死や、特殊清掃が必要な孤独死などの発生から、おおむね3年が経過したとき(賃貸借取引)


上記に該当するものは、告知の必要はないとガイドラインでは提示しています。
賃貸物件の場合、事由の発生からおおむね3年を超えると、入居者へ告知しなくても問題はありません。
しかし不動産売却では期間の定めはなく、長期間が経過していたり、事故発生時の建物が解体されたりしていても、告知義務があると判断される場合があります。
マンション売却では、エントランスや駐車場などの共用スペースで発生した事由についても告知が望ましい場合もあるのが注意点です。
そのため、物理的瑕疵と同様、告知すべきか迷ったときは不動産会社に確認するのがおすすめです。

まとめ

告知書とは誰が作成する書類なのか、不動産売却における注意点とともに解説しました。
引き渡し後のトラブルを防ぐためにも、告知書は売主が責任を持って正しく記入する必要があります。
なれない不動産売却では迷う場面もあると思われますが、不動産会社と相談しながら作成を進めていくのがおすすめです。

株式会社ブリスマイホームへの問い合わせはこちら


【ブリスマイホームにお任せください】
堺市の不動産を売却したい、不動産の相続で困っていることがあるという方は株式会社ブリスマイホームにお任せください。
堺市に精通したスタッフが、お客様の大切な不動産の売却活動を精一杯サポートいたします。
買取にも対応しておりますので、まずはお気軽に無料査定をお試しくださいませ。



【関連記事はコチラ】

≪ 前へ|中古マンションの購入!高層階と低層階のメリット・デメリットを解説   記事一覧   不動産相続で数次相続が発生したらどうすれば良い?|次へ ≫

タグ一覧

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

>>全ての記事を見る

XMLRSS2.0

  • 売却査定
  • 会員限定ページ
  • マドリームに紹介されました
  • イクラ不動産
  • 掲載物件数
    ロード中
    本日の更新件数
    ロード中
  • 更新情報

    2024-11-07
    ★ 住宅ローン相談会実施中 ★
     
    家を買いたいけど月々の支払い額が分からない 
    夫婦で最大いくらまでローンが組めるのかな 
    車やカードのローンがあるけど住宅ローンは減額されるの 
    携帯の支払い遅れが過去にあるけど大丈夫かな 
    今は住宅ローン金利が低いと聞くが実際いくらなの
    勤務何か月でローンが組めるのかな
    派遣社員だけどどこの銀行なら審査してくれるのか
    変動金利と固定金利と実際どっちがいいの
    よく聞く住宅ローン控除、築20年以上の物件だけど大丈夫かな

    悩まずにご質問ください。インターネットサイトの情報ではなく、実際の実務の状況ををお伝えさせて頂きます。
    物件探しと同様に、お金のことは不動産購入について大事なことです。
    お金のことをクリアにすれば後は気に入る物件を探すだけですね。
    メールでもお電話でもお気軽にご相談をお待ちしております。
     
    お電話はコチラまで:072-267-4011
    メールはコチラまで:info@bliss-myhome.co.jp
    2023-06-12
    【ブリスマイホームにお任せください】
    堺市の不動産を売却したい、不動産の相続で困っていることがあるという方は株式会社ブリスマイホームにお任せください。
    堺市に精通したスタッフが、お客様の大切な不動産の売却活動を精一杯サポートいたします。
    買取にも対応しておりますので、まずはお気軽に無料査定をお試しくださいませ。



    【人気記事はコチラ】

    2022-09-03
    ★本日の一押し情報★
    販売をお任せいただきました♪
    大自然を望める立地に4LDKの広々間取りで
    豊かな生活を送れそうです♪
    堺市の不動産売却はブリスマイホームへ♪
    ホームページよりお気軽にお問い合わせください♪

    【ブリスマイホームにお任せください】

    更新情報一覧

  • スタッフ紹介
  • 内部ブログ
  • お客様の声
  • 周辺施設検索
  • アクセスマップ
  • お問い合わせ
  • 会社概要

    会社概要
    株式会社ブリスマイホーム
    • 〒591-8046
    • 大阪府堺市北区東三国ヶ丘町3丁1-30
    • TEL/072-267-4011
    • FAX/072-267-4012
    • 大阪府知事 (1) 第61922号
  • 更新物件情報

    2024-12-12
    セブンハイツ津久野の情報を更新しました。
    2024-12-10
    深井畑山町 中古戸建の情報を更新しました。
    2024-12-10
    中田出井町3丁 中古戸建の情報を更新しました。
    2024-12-10
    リベラス21金剛東 4号棟の情報を更新しました。
    2024-12-10
    北野田 中古戸建の情報を更新しました。
    2024-12-10
    南野田 新築戸建の情報を更新しました。
    2024-12-10
    上野芝向ヶ丘町1丁 新築戸建の情報を更新しました。
    2024-12-10
    大字嬉 中古戸建の情報を更新しました。
    2024-12-10
    イトーピア金剛東グランヒルズの情報を更新しました。
    2024-12-10
    土師町5丁 中古戸建の情報を更新しました。
  • 不動産査定・売却ならイエウール
  • 求人募集中!
  • QRコード
  • 不動産査定ならすまいステップ
  • 不動産総合ポータルサイトいえらぶ参加中

早川 裕昭 最新記事



早川 裕昭

不動産は一生に一度あるかないかの大きな買い物です。購入も売却も、自分のことのように考え丁寧に親身になりご提案させていただきます。

スタッフ情報を見る

 おすすめ物件


中田出井町3丁 中古戸建

中田出井町3丁 中古戸建の画像

価格
6,199万円
種別
中古一戸建
住所
大阪府堺市堺区中田出井町3丁
交通
堺東駅
徒歩10分

堀上町 中古戸建

堀上町 中古戸建の画像

価格
2,200万円
種別
中古一戸建
住所
大阪府堺市中区堀上町284-12
交通
深井駅
徒歩22分

檜尾 売土地

檜尾 売土地の画像

価格
300万円
種別
売地
住所
大阪府堺市南区檜尾
交通
栂・美木多駅
徒歩12分

清水丘3丁 中古戸建

清水丘3丁 中古戸建の画像

価格
1,280万円
種別
中古一戸建
住所
大阪府大阪市住吉区清水丘3丁目6-26
交通
我孫子前駅
徒歩12分

トップへ戻る