適正な価格かを見極めるとともに、品質についてもしっかりと確認したい不動産の購入。
その指標となってくれるもののひとつに「住宅性能評価書」というものがあることはご存じでしょうか?
この記事では、住宅性能評価書を利用するメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。
不動産の購入や建築の前にチェックしておくと安心!住宅性能評価書とは?
住宅性能評価書は、住宅の設計や施工について客観的な基準で評価した結果を記したもの。
設計時の評価結果である「設計住宅性能評価書」と、施工中・竣工時の評価結果である「建設住宅性能評価書」の2種類があります。
どちらも、国土交通大臣などに登録された第三者評価機関が、共通の基準である「評価方法基準」のもと公平に評価します。
一戸建て住宅の場合は数十万円ほどの費用がかかりますが、住宅の規模や評価項目などによって取得にかかる費用は異なってきます。
住宅の性能については選択項目を含めて下記の10分野が設けられており、それぞれの評価が等級や数値などで記載されることになっています。
●構造の安全に関すること
●火災時の安全に関すること
●劣化の軽減に関すること
●維持管理・更新への配慮に関すること
●温熱環境に関すること
●空気環境に関すること
●光・視環境に関すること
●音環境に関すること
●高齢者等への配慮に関すること
●防犯に関すること
不動産購入時におすすめ?住宅性能評価書を取得するメリットとデメリット
住宅性能評価書は法律で取得が義務付けられているものではありませんが、マイホームなどの不動産を購入するときや良質な住宅を見つけるときのひとつの判断材料となります。
ぱっと見ただけではわかりにくい住宅の品質が項目別にわかりやすく記載される点、知識や経験が豊富な専門家による公平なチェックがおこなわれるため信頼性が高い点などが住宅性能評価書のメリットになります。
また、住宅ローンの金利引き下げの対象になる点、すまい給付金などの制度の申請書類に使える点、地震保険料の割引がある点、贈与税の非課税枠が拡大される点なども、大きなメリットと言えます。
一方で、デメリットとなってしまうのは、住宅性能評価書の取得に費用がかかる点、数回に渡る現場検査が必要になる点など。
より高い等級や評価の取得を目指す場合は、住宅の品質を根本から見直していく必要があるため、施工費などがアップする点も覚えておくと安心かもしれません。
まとめ
住宅性能評価書とは、クオリティの高い不動産の購入の際に頼りになる書面です。
住宅性能評価書を取得にするデメリットはほぼなく、住宅ローンや地震保険料のなどにかかわる多彩なメリットを持つところが、これから不動産を購入する方にとって魅力的と言えるのではないでしょうか?
マイホームなどの不動産購入の際は、ぜひ活用してみてください。
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