不動産売却をする際に「空き家状態にしてから売却するのではなく、物件に住みながら売却活動をしたい」と考える人も少なくありません。
今回は、居住中に不動産売却をすることについて、どんなメリットとデメリットがあるかを説明したうえでコツや注意点なども挙げていきます。
居住中に不動産売却をすることのメリットとデメリット
ではまず、居住中に不動産売却をすることのメリットとデメリットを挙げていきましょう。
メリットとしては以下のようなものが挙げられます。
●「売却期間が長引いてもいいから高めの価格で売り出す」といったチャレンジが可能
●人が住んでいる状態での内覧ができるので、購入希望者が実際の生活をイメージしやすい
●売主と買主の相性がよければトントン拍子で決まる可能性もある
そして、デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
●買主の内覧のタイミングにあわせて在宅する必要がある
●内覧時に「雑然としている」「あまりにも生活感がにじみ出すぎている」という場合は悪印象を持たれてしまうリスクが高い
●人に家の中を見られる、チェックされるのが苦手な人には不向き
こうしたメリットとデメリットを見ていくと「空き家状態で売るよりも強気な価格設定がしやすいが、内覧時の印象や売主と買主の相性によっては住みながらの売却はメリット・デメリットのどちらに転がるか予測できない」ということがわかりますね。
居住中に不動産売却をする際に知っておきたいコツや注意点
物件居住中に不動産売却をする際に知っておきたいコツや注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
●内覧の際は、家具などはそのままにしながらもきちんと片付け・掃除を済ませておき「この家での生活のイメージ」をいいイメージにするよう心がけること、もちろん庭の手入れもしておくこと
●「買主は売主の印象も見る」ということを意識し、押しつけがましくない対応を心がけ、できれば「ここでの買い物が安くて便利、この地域のこういうところが気に入っている」など、地域のお役立ち情報も出せるように準備しておく
●内覧時に購入希望者から質問されることもあるので「自分が中古物件を買うときはどんなことを確認したいか」ということを考えてシミュレーションし、できるかぎりの答えを用意しておくこと
意外と難しいのは、最初に挙げた「生活感はあまり見せずに、内覧でいいイメージを持たせる」という点です。
片付けや掃除が苦手な人には「そもそもどうすればいいかわからない」という状態になることも少なくありません。
そんなときはハウスクリーニングや片づけサービスなど、プロの手を借りるのがおすすめですよ。
まとめ
居住中の不動産売却にはメリットとデメリットの両方が存在します。
できるだけデメリットを減らしメリットを増やせるよう、ここで挙げたコツや注意点などをしっかり意識しておきましょう。
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