メゾネットという言葉を耳にしたことはありますか？
これはそれぞれの住戸の中に階段があり、2フロア以上に分かれている集合住宅のことです。
集合住宅でも一戸建て同様に暮らせるというメリットがあります。
下の階を気にせずに暮らせますし、また階ごとにインテリアの雰囲気をわけて楽しむこともできます。
今回は、そんなメゾネットとはどのようなものか詳しくご紹介しましょう。
一見メリットだらけのメゾネットのデメリットとは？
集合住宅なのに一軒家のような暮らしができるメゾネットは、メリットだらけかというとそうではありません。
ここではそのデメリットをご紹介します。
まず同じ床面積のフラット型住戸と比較すると、内階段があるため実際の居住スペースが狭くなります。
吹き抜けで開放感を出すことも可能ですが、吹き抜けがあると窓の掃除や電球の交換が大変な場合もありますので、注意しなければなりません。
階段があるのも、バリアフリーの観点から考えればデメリットになります。
お子さんやご年配のご家族がいらっしゃる場合は注意が必要です。
家事の手間が増えるのも問題点の1つです。
洗濯物を干すだけでも移動距離の他に階段の上り下りが必要になるかもしれませんし、フラット型の住戸と比較すると階段の掃除の手間が余計に増えます。
冷暖房効率についてもデメリットがあります。
まず上下方向に空間が広がっているので、冷暖房を使用してもなかなか全体が適温になりません。
また熱い空気はうえに上がる性質がありますので、下の階は少しの冷房で涼しくなりますが、上の階は暑くなります。
暖房使用時はこれと逆になり、上の階はよく暖まりますが、下の階は冷えたままでなかなか暖まりません。
メゾネットとロフトの違いとは？メリットの違いはあるの？
メゾネットと同じようによく聞く言葉にロフトがあります。
ロフトとは、部屋の一部に中2階がある間取りです。
原則的に窓はなく、物置としての利用を前提としたスペースなので生活空間ではなく、床面積にも入りません。
ロフトはワンルームでよく見られますが、「収納スペースになる」「天井が高いので開放感がある」などのメリットがあります。
しかし、メゾネットもその点では同様ですので、居住空間としてのスペースが必要であればメゾネットタイプ、収納だけならロフトタイプを選ぶとよいでしょう。
まとめ
メゾネットとは、集合住宅でありながらまるで一戸建てのように生活できる魅力的な間取りです。
お子さんがいるご家庭や、生活スペースをきっちりわけて暮らしたい方にはとくにぴったりです。
もちろん注意点もいくつかあるので、実際の物件をよく見て判断しなければなりません。
堺市で不動産の売却や購入をご検討の方は株式会社ブリスマイホームにお任せください！
簡単売却査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください！
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓
