住み慣れた場所からの引越しは、気力も体力も必要な重労働です。
しかし近ごろでは、所有していた家を売却して引越しを検討する60代が増えています。
なぜ60代になってから住み慣れた家を売却してしまうのでしょうか。
今回は60代で家の売却を決めた理由と、売却する際の注意点をご紹介します。
60代で家の売却を決めた理由とは?特に多い理由を3つご紹介
家の売却理由は売主の事情によって多種多様ではありますが、今回は特に多い理由を3つご紹介します。
1つ目の理由は「家の売り時」です。
家の価値は築年数や不動産相場により判断されます。
一戸建てなら築20年以内、マンションなら築25年以内での売却が望ましく、それ以上に築年数が経過した家は売れにくい傾向があるのです。
そのため、いずれ家を手放そうと決めている方は、売り時のタイミングを逃さないように売却に向けて活動しています。
2つ目の理由は「家を維持するための管理が難しくなったから」です。
分譲マンションなら他の居住者と協力して物件を管理することが多いですが、一戸建てはすべて所有者が管理しなければいけません。
家を維持するには定期的な修繕が必要なので、内容によっては100万円以上も費用がかかってしまいます。
さらに業者の手配などの負担も考慮して、管理会社に任せられる賃貸住宅への住み替えを検討する方が増えているのです。
3つ目の理由は「ライフステージの変化」です。
子育てのために購入した家でも子どもが独立すれば夫婦だけの生活になり、部屋を持て余してしまうことも少なくありません。
また今後足腰が弱まって行動範囲が狭くなれば、広い家での生活が難しくなってしまいます。
そのため、定年退職を機に何歳になっても過ごしやすい家への住み替えを検討するようです。
60代で家を売却する際の注意点とは?
家の売却に向けて活動するなかで、もっとも不安を感じる点は買い手が決まるかわからないことではないでしょうか。
60代で家の売却を検討している方は、築年数が経過した家を所有していることが多く、売却先が決まりにくいことも珍しくありません。
しかし売却先が決まっていない、いくらで売れるかわからない状態で住み替え先を決めてしまうと、資金難に陥る可能性もあります。
見切り発車で行動することは今後の生活などにも影響を与えるので、慎重に行動しましょう。
もちろん資金に余裕があれば、どのタイミングに新居を決めても問題はありません。
しかし、そうでなければ、複数の不動産業者に査定を依頼して情報収集する、身近な親しい方に話を聞くなど、スムーズに売却できるように周りのアドバイスに耳を傾けることが重要です。
まとめ
60代で生活拠点を変えることは、心身ともに大きな負担がかかるイベントです。
しかし、住みやすい場所への引越しは、人生百年時代と言われる現代において、有意義な決断でしょう。
今回ご紹介した売却理由に心当たりのある方は、家の売却を検討してみてはいかがでしょうか。
堺市で不動産の売却や購入をご検討の方は株式会社ブリスマイホームにお任せください!
簡単売却査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください!
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓