多額の資金を投じて不動産を購入する以上、良い物件を選びたい方がほとんどではないでしょうか。
良い不動産を購入をするためには事前にさまざまな不動産をチェックしておくことが大切なので、少し珍しい造りをしている物件もぜひ確認してみてください。
今回は、マンションで見られる空中廊下とは何か、どのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
空中廊下ありのマンションとは?購入前に押さえたい基本
空中廊下とは、マンションに設けられる外廊下の一種です。
外廊下は各階の住戸に密接するように設けられるのが一般的であり、外出時や帰宅時にはほかの部屋の前を通らざるをえません。
やむをえないことではあっても、通路側の部屋では窓のすぐ外側をさまざまな方が歩くので、どうしても落ち着かないといった欠点がありました。
これを解消するために登場したのが空中廊下なのです。
外廊下全体が各住戸から距離をおいて設置されており、通常なら通路があるはずの各部屋の周囲は吹き抜けにされています。
物理的に人が通れないので、通路側の部屋で感じる物音や人の気配がやや遠のき、室内でくつろぎやすいのです。
さらに、通路側にも住戸の外側に空間があるので、ベランダの設置も可能です。
通路側が南である場合には、空中廊下のおかげで日当たりの良いベランダが手に入ることもあります。
空中廊下ありのマンションを購入するメリット・デメリット
空中廊下のメリットは、外廊下に面した部屋でもプライバシーが守られやすいことです。
そもそも自室のすぐそばが通路になっていないので、レースカーテンなどで窓を覆わなくとも外の様子が比較的気になりません。
ベランダが通路側にあれば、屋外用のシェードなどを窓の外側に設置することも可能です。
外から室内を覗かれる恐れが減るのはもちろん、中からも外廊下が見えにくくなり、部屋が通路側にあることがさらに気にならなくなるでしょう。
窓も比較的開けやすいため室内の風のとおり道が確保されやすく、暑い季節も比較的快適に過ごせます。
空中廊下のデメリットは、不動産の購入費用がかさみやすいことです。
外廊下は各住戸へと密接させたほうが建築費を抑えられます。
通路に隙間を設けて住戸と距離をおく造りは手間や費用がかかりやすく、物件の販売価格も上がってしまいます。
通行人の気配や足音などが元から平気な方には、費用対効果があまり良くありません。
このほか、通路側にベランダがあると、飛び移って部屋に侵入される恐れがあります。
防犯上のリスクをチェックして対策を考える手間がかかる点にも注意が必要です。
まとめ
マンションと一口にいっても造りはさまざまであり、ご紹介したように外廊下が住戸と距離をおいて設置された物件もあります。
特殊な造りの影響で不動産の値段は上がりやすいものの、通路側の部屋の居心地は改善します。
空中廊下のあるマンション興味をお持ちの方は、ぜひ購入を検討してみると良いでしょう。
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