中古住宅を購入して自分好みの家にフルリノベーションしたいと考える方もいるでしょう。
フルリノベーションすれば中古住宅を新築同様の状態へと改修できます。
しかしデメリットを踏まえずにおこなった場合、「こんなはずではなかった」と後悔につながることもあるため注意が必要です。
今回は中古住宅をフルリノベーションするメリットとデメリットについて解説します。
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住宅ローンや税金など、マイホーム購入時に注意すべき点なども合わせてご案内しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
そもそもフルリノベーションとはどのような工事？
一般的に中古住宅に施す工事として知られているのは「リフォーム」でしょう。
キッチンやユニットバスの入れ替えなど部分的な設備の変更や修繕をおこなう工事のことです。
それに対して、近年は中古住宅を「リノベーション」する事例が増えてきました。
リノベーションとは生活スタイルに合わせて間取りを変更したり、耐久性・耐震性・断熱性能を高める補修をおこなったりする工事です。
リノベーションのなかでも建物の壁や屋根などをはがして構造の状態とし、大規模な工事を施して住まいの性能や価値を新築同等かそれ以上に高めるというケースも少なくありません。
このような大規模な工事が「フルリノベーション」です。
建物を骨組みだけの状態にして工事をおこなうことから、「スケルトンリノベーション」ともよばれます。
中古住宅をフルリノベーションするメリットとデメリットとは？
中古住宅をフルリノベーションするメリットのひとつは、家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを自由に変更できる点です。
またフルリノベーションする際に構造が劣化して耐震性や耐久性が低下している場合は、その劣化具合を直接確かめたうえで適切な補強を施せるメリットもあります。
一方でフルリノベーションをおこなうにあたって金融機関からの借り入れを考えている場合、リフォームローンを利用する必要があります。
一般の住宅ローンよりも金利が高い点はデメリットでしょう。
フルリノベーションが終わるまでに3～6か月ほどの工期がかかる点もデメリットといえます。
フルリノベーションをするにはどのくらいの費用がかかる？
中古住宅をフルリノベーションすると大掛かりな工事が必要となるため、相当の費用がかかるのではないかと不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
面積や構造の劣化具合によっても異なりますが、600万～1,500万円が相場です。
一戸建ての場合は基礎や構造をそのまま生かして工事をおこなうため、建物の購入費用と工事費用を合わせても、結果的に建て替えよりもコストが抑えられる傾向にあります。
まとめ
中古住宅でもフルリノベーションをおこなえば家族構成やライフスタイルに応じた間取りを実現することが可能です。
一方でリフォームローンの金利が高い、工期が長いといったデメリットもあります。
中古住宅のフルリノベーションを検討する際は、まずメリットとデメリットをしっかりと把握することが大切です。
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