不動産を売却する時には、売却価格を決めなければなりません。
売却価格は仲介を依頼する不動産会社の算出した査定額をもとに決定するのが一般的ですが、この査定額が不動産会社によって変わることをご存知でしょうか？
同じ物件を査定していても、数十万から数百万の単位で査定額が変わることもあるのです。
不動産の査定額が変わる理由や注意点についてご紹介しますので、参考にしてみてください。
不動産の査定額が変わる理由とは？
不動産の価値は、土地と建物に分けて評価されるのが一般的。
土地は立地条件が価格を大きく左右し、建物は築年数が大きな影響を与えます。
そのため立地条件がよく、築年数が浅い不動産は査定額も高額となることが多いでしょう。
ただ高額と言っても、査定額が変わる場合があります。
これは、不動産には定価という概念がないため。
不動産査定額はさまざまなデータをもとに算出していきますが、参考にするデータが違えば当然査定額も変化するのです。
参考にするのは実勢価格、公示地価、基準地価、路線価、固定資産税評価額などの地価データと周辺の取引事例や現地調査の結果など。
全く同じ不動産というものは存在しないため、さまざまなデータをもとに考察、分析していくのですが、この過程で査定額が変わってくるのです。
また、近い条件で購入希望の買主情報を持っている場合など、買い手を見つける自信があれば査定額を100万円程度高めに出すこともあります。
不動産の査定額が変わる時の注意点とは？査定が高いからいいわけではない！？
依頼する不動産会社によって査定額が変わるのは考察や分析の過程によって仕方がないことなのですが、だからと言って査定額が高額だからいいとは言えません。
そもそも査定額とはいくらで売れるかを目安とした数字であり、売却価格として保証されたものではないからです。
最近はさまざまな不動産会社の査定ができる一括サイトがありますが、高額な査定額を算出しその後売却価格を引き下げる事例も耳にします。
またこのようなサイトを利用する注意点として、しつこい営業を受ける可能性もあることを頭に入れておきましょう。
規模の大きな不動産会社は取引事例も豊富ですが、地域密着型の不動産会社には古くからの顧客情報や物件情報があり、会社の規模での判断もおすすめできません。
不動産の適正価格を見極めるのは非常に難しいので、ある程度の相場を調べつつ、信頼できる不動産会社に相談するようにしましょう。
まとめ
不動産の査定額は、依頼する会社によって変わることがほとんどです。
これはさまざまなデータをもとに算出するのが理由の1つ。
数万円から数百万円まで変わることも珍しくないのですが、高い査定額だからといってその金額で売れるとは限りません。
自ら相場を調べた上で、信頼できる不動産会社に依頼すると良いでしょう。
堺市で不動産の売却や購入をご検討の方は株式会社ブリスマイホームにお任せください！
簡単売却査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください！
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓
