すでに建築済みの不動産を購入する場合、強度がしっかりしているのか事前に確認しておきたいところです。
とくに日本各地で地震が発生しているので、少しでも不安要素は取り除いておきたいと思う方も多いでしょう。
そこで注目したいのが、1階の床下工法です。
現在では根太レス工法が主流となっているのですが、根太有り工法との違いは何でしょうか?
根太とは何か、根太有り工法、根太レス工法のそれぞれのメリットについてご紹介します。
不動産購入時は注意!根太有り・根太有レスの違いとは?
不動産購入時に立地や間取りを気にする方はいても、床下工法まで確認している方はそう多くはないかもしれません。
しかし床下工法は、家全体の重さを支える重要な工法で、根太有り工法と根太工法に分類されます。
そもそも根太とは、住宅の床を張るために必要となる下地のことです。
木造建築で使われる木材の1つで、畳やフローリングを支える役割を持っています。
根太有り工法とは、大引の上に直行するように根太を設置し床板を置く工法です。
逆に根太レス工法とは、根太有り工法から根太をなくした工法で、木材が少なく済むという特徴があります。
不動産購入する前に知っておきたい根太有り・根太レスのメリット!
根太有り工法と根太レス工法は、どちらもメリットやデメリットがあります。
不動産を購入する前にそれらを知っておくことで、判断基準の1つにできるでしょう。
まず根太有り工法のメリットは、地震や台風など天災に強いということです。
根太と大引で重さや揺れを吸収、拡散することで強度が高まるため、耐震性に優れています。
また根太有り工法では床下に空間ができるため、通気性に優れるというメリットもあります。
しかし、根太レス工法に比べると施工時間も費用もかかってしまうため注意しましょう。
耐震性を重視する場合は、根太有り工法がおすすめです。
不動産購入の前に、根太有り工法かどうか確認しておくと良いでしょう。
逆に根太レス工法のメリットは、費用負担が軽減されることです。
施工時間も根太有り工法に比べると短く、完成も早くなります。
根太がない分、天井が高く居住空間が広くなるので開放感がでてくるでしょう。
耐震性は根太有り工法より劣るので、地震や台風などの天災に強い家づくりを目指す方にはあまりおすすめできません。
まとめ
根太とは、住宅の床を張るために必要な下地部分のことです。
家全体の重さを支えるための重要な工法で、不動産購入時に確認しておいたほうが良いでしょう。
床下根太有り工法、根太レス工法のそれぞれにメリットやデメリットがあります。
それらを含めたうえで、どちらにするか検討してください。
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