今回は、「土地購入からのスケルトン・インフィル構造の住宅建築」がテーマです。
スケルトン・インフィル構造とはどんな構造なのか、そのメリット・デメリットは何かなど、はじめて耳にした方なら気になるポイントをご紹介していきます。
「どんな家を建てようか」と迷っている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてください。
スケルトン・インフィル構造とは何?購入した土地に建てるメリット
ではまず、スケルトン・インフィル構造とは何か、その概要について解説しましょう。
スケルトン・インフィル構造とは、スケルトン(柱・梁・床などの構造躯体)とインフィル(設備・内装など)を分けて建築するというものです。
一般的な住宅ではスケルトンとインフィルが一体化していますが、これを分けて建築することによって、将来「子どもができたので部屋数を増やしたい」「子どもが独立したので吹き抜けの大きな空間をつくりたい」など、間取り変更が必要になった時も対応しやすいというメリットがあります。
購入した土地にスケルトン・インフィル構造の家を建てることのメリットは「間取り変更の自由度の高さ」だけではありません。
住宅の構造躯体自体は、100年ほどの寿命を持っている家でも設備の寿命は30年程度というのが一般的で、一体化している住宅だと「設備劣化が原因で大規模リフォームや建て替えが必要」となることも少なくありません。
それに対してスケルトン・インフィル構造の家は設備部分だけを取り替えることが可能なので、躯体の長い寿命を存分に生かせるというメリットもあります。
購入した土地にスケルトン・インフィル構造の住宅を建てるデメリット
土地購入をして、その土地に一般的な構造の住宅ではなくスケルトン・インフィル構造の住宅を建てることには、間取り変更の自由さや躯体寿命を存分に生かせるなどのメリットがありますが、建築コストが高くつきがち、というデメリットがあります。
構造躯体の寿命をフルに生かせるスケルトン・インフィル構造だからこそ構造躯体は高耐久を目指すため、まずここでコストがかかります。
さらに、そこから別で設備や内装などをつけていく、という点でも一体型よりコストはかかりがちです。
ただし、このコストのデメリットはあくまで新築時に大きくのしかかるものであり、長年住んでいる間にかかるリフォーム費においては、スケルトン・インフィル構造のほうがトータルコスト的にお得になる可能性が高いですよ。
まとめ
今回はスケルトン・インフィル構造の概要を説明したうえで、購入した土地にスケルトン・インフィル構造の住宅を建てることのメリット・デメリットもご紹介しました。
建築時のコストはかさみますが、将来的なことも考えるとメリットも大きいのではないでしょうか。
特に「ライフスタイルの変化に合わせた間取りが実現できる家がほしい」という方は前向きに検討してみてください。
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