現在住んでいる家や所有している空き家を売りたいと考えている方のなかには、何からはじめたら良いかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
中古住宅を売るときは、インスペクションをおこなって状態を詳しく確認することが大切です。
そこで今回はインスペクションの意味やメリット、費用についてご紹介します。
【ブリスマイホーム】では堺市エリアを中心に、不動産の売却査定を行っております。
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不動産売却前に済ませておきたい！インスペクションとは何？
インスペクションとは、住宅を調査するための講習を修了した建築士が中古住宅の状態を詳しく調査することです。
たとえば建物がどれくらい劣化しているか、故障している設備はないかなどを調べます。
現在は契約時におこなう重要事項説明のタイミングで、インスペクションの実施状況を説明することが義務化されています。
購入を検討している相手に物件情報を深く理解してもらい、購入後のトラブルを防ぐためにも、インスペクションは売却活動をスタートする前に済ませておくのがおすすめです。
相手が購入の意思を示したあとに調査した場合、不信感を持たれてしまうだけではなく、売却までの期間が長引きやすくなります。
不動産売却前にインスペクションをおこなうメリットとは？
インスペクションをおこなうと、売主と買主双方が物件の状態を詳しく把握することが可能です。
物件の状態を把握しない状態で売買取引をおこなってしまった場合、売主は正しい情報を伝えられません。
その結果、建物や設備の不具合に気付いた買主から損害賠償や契約解消を請求されるなどトラブルが発生しやすくなります。
不動産の瑕疵については「知らなかった」では済まないため、お互いに安心感のある取引をおこなうためにも早めにインスペクションをおこないましょう。
またインスペクションで物件の情報を充実させておけば、興味を持ってもらいやすいメリットもあるため、早く不動産売却を完了させたい方にもおすすめです。
不動産売却前のインスペクションにかかる費用
インスペクションの費用相場は4万5千円〜7万円程度で、価格は物件の種類や広さ、調査内容によって変わります。
たとえばマンションで基本的な調査を依頼する場合、5万円程度の費用がかかります。
一戸建ての場合は値段が広さによって大きく変わり、165㎡あたり4万5千円程度、200㎡以上になると6〜7万円程度が相場です。
費用のなかには調査専用機器の使用料、担当者の交通費、さまざまな事務手数料などがふくまれます。
床下や天井裏の調査などをオプションで頼めば追加料金がかかるため、予算にあわせたプランを相談しながら決めるのがおすすめです。
まとめ
不動産売却は大きなお金が動く取引なので、トラブルを未然に防ぐ対策をおこなうことが大切です。
インスペクションを事前におこなうかどうかで買主の安心感も変わるため、売却を予定している方はぜひ検討してみてください。
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