不動産の売却を考えたとき、最初にすることはその不動産の査定ではないでしょうか。
今回は不動産の売却を検討している方に向けて、訪問査定の内容と注意点についてお伝えいたします。
売却時には、少しでも高く不動産を売りたいとお考えのことでしょう。
訪問査定の内容や注意点を参考にして、できるだけ希望の金額に近い売却につなげてくださいね。
不動産の訪問査定の内容は?
不動産の査定には、簡単な机上査定と訪問査定の2通りがあります。
訪問査定は机上査定よりも時間はかかりますが、精度はあがります。
また、不動産会社の対応を知るのにもいい機会です。
では不動産の訪問査定の内容は、どういうものなのでしょうか。
訪問査定では、はじめに不動産の立地を確認します。
周辺の環境や駅からの距離なども、この時に詳しくチェックします。
利便性はとても大切なチェックポイントです。
次に建物の構造や、外の様子について調べます。
基礎はどうなっているのか、屋根や外壁の状態などを確認します。
その後、室内の間取りや設備の劣化などを見ます。
窓やバルコニーからの日当たりや、眺望などもチェックします。
騒音やゴミなどはどうか、近隣の状態もあわせて確認します。
マンションなどの場合は、共用部分やオートロック、エレベーターなどについても調べます。
不動産会社によって違いはありますが、訪問査定の所要時間はだいたい1~2時間ほどです。
そして、訪問査定後に結果が出るまでは約1週間かかるでしょう。
不動産を売却するときの訪問査定の注意点
査定までに、条件の似ている物件の相場などを調べておき、売却をしたときのおおまかな値段について知っておくといいでしょう。
そうすれば、不自然な査定額に対して意見できます。
また、2~3社の不動産会社に訪問査定を依頼することも大切です。
査定金額については、その根拠の説明をきちんとしてもらうことも忘れないよう、注意しましょう。
また、どのような不動産であるか、不動産会社に正しく伝えることも大切です。
購入時の物件に関する資料一式や、固定資産税に関する資料などを用意しておくと、細かい情報を伝えやすくなります。
また、近隣トラブルや設備の不具合など、査定にはマイナスとなるようなことも、きちんと言っておきましょう。
これらが売買契約後に発覚すると、せっかく決まった契約を解除されてしまう可能性があります。
なぜ売りたいのか、理由をあらかじめ話しておくことも必要です。
こちら側がオープンになることによって、相手も親身になって対応してくれますし、チームとしての一体感もうまれることで、よりよい売却ができるでしょう。
まとめ
今回は不動産の売却を検討している方に向けて、訪問査定についてお伝えしました。
訪問査定でチェックされる内容や、査定をしてもらう際の注意点についてご理解いただけたかと思います。
しっかり事前準備をしたうえで訪問査定をおこない、希望額に近い金額で不動産の売却がおこなえるといいですね。
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