これから不動産投資を始めようと考えている方のなかには、利益の計算方法についてまだ知らない方もいらっしゃるでしょう。
一般的に、不動産投資の利益を考える際に指標とされるもののひとつが、利回りです。
そこで今回は、利回りとはどのようなものか、その平均相場や計算方法を解説します。
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不動産投資における利回りとは
利回りとは、投資額に対して収益額がどのくらいかという見込み収益の割合のことです。
利回りの概念は、不動産投資だけでなく、株式や投資信託などさまざまな金融商品で用いられます。
投資した金額がどのくらいの利益を生み出せるのかという観点は、不動産投資をおこなううえでも大切です。
不動産投資における利回りには、表面利回りと実質利回りの2種類があります。
表面利回りはグロス利回りともよばれ、年間の家賃収入を不動産の購入金額で割って算出したものです。
表面利回りの計算に使われるのは家賃収入だけで、賃貸物件の維持管理費用を含まないため、おおよその金額を簡単に算出できます。
実質利回りはネット利回りともよばれ、表面利回りで無視した維持管理費用や固定資産税などを考慮するものです。
より具体的な数字を知りたいときに用いられますが、建物の劣化や経費金額の変動などは計上しにくいため、正確な計算は困難になります。
不動産投資における利回りの平均相場
不動産投資で利益が見込めるかどうかの目安となる利回りですが、いくらくらいが相場なのかというと、物件や地域によっても異なります。
大阪府にあるワンルームタイプの賃貸物件では5.2%、ファミリータイプの賃貸物件では5.3%程度が平均相場です。
また、築年数が20年までの物件の平均相場は6%前後で、築年数が20年を超える物件だと7~8%程度が平均相場となります。
利回りは、安く物件を購入して高く貸し出せばそれだけ高い数字を出せますが、高ければ良いというものでもありません。
理想的な利回りを維持するためには、必要になる維持管理費などを安く抑えることや、空き室状態になりにくい物件を選ぶことも大切です。
不動産投資における利回りの計算方法
表面利回りの計算方法は、「(年間の家賃収入÷物件の購入価格)×100」となります。
3,000万円で購入して10万円の家賃で貸し出すケースをシミュレーションすると、(120万円÷3,000万円)×100で4.0%です。
一方の実質利回りの計算方法は、「(年間の家賃収入-維持管理の諸経費)÷(物件価格+購入時の諸経費)×100」となります。
3,000万円で購入して10万円で貸し出す物件に、維持管理の諸経費と購入時の諸経費がそれぞれ20万円かかるケースでシミュレーションすると、(100÷2,950)×100で3.3%です。
まとめ
不動産投資における利回りには、表面利回りと実質利回りの2種類があります。
利回りの平均相場は、物件のタイプや地域によっても異なり、築年数によっても変わります。
実際の利回りの計算方法もチェックして、不動産投資を始めてみてください。
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