日本の一般的な住宅のほとんどが木造住宅で、リフォームをおこないながら暮らしている方が多いです。
ですが、木造住宅の耐用年数はどれくらいで、どのようなメリット・デメリットがあるのかご存じでしょうか。
今回は木造住宅の耐用年数やメリット・デメリットについてご紹介していきます。
木造住宅の耐用年数とは?
耐用年数にはさまざま定義によって年数が決められています。
税務に必要なものや市場価値的な部分など、利用される用途によってさまざまです。
耐用年数と言われた場合、減価償却に使われる法定耐用年数が一般的です。
減価償却で使われる法定耐用年数は木造住宅の場合22年と定められていますが、実際の木造住宅の寿命とは異なります。
そのほかにも、工学的に算出された物理的耐用年数や、市場価値が反映された経済耐用年数など、さまざまな耐用年数があります。
木造住宅のメリットとは?
木造住宅のメリットとは3つあり、1つ目は気密性が高い点です。
耐震性を確保するために、木造住宅は柱や壁が多い構造になっています。
壁を多く設置するため、窓の面積が少なくなり気密性が高くなります。
2つ目は、費用を抑えることができる点です。
鉄骨や鉄筋コンクリート構造の住宅にくらべ材料費が安いため、費用を抑えることができます。
また、材料への下処理が簡単なことも費用が抑えられる要因の1つです。
3つめは、耐火性に優れている点です。
鉄筋コンクリートなどにくらべ、木材は耐火性に優れています。
表面はすぐに燃えているように見えますが、内部が燃えるまで時間がかかるため、火災が起きても避難する時間の確保が可能です。
木造住宅のデメリットとは?
木造住宅のデメリットとは3つあり、1つ目は品質が左右されやすい点です。
材料の品質や施工職人の腕によって品質が左右されやすく、完成した住宅にばらつきが生じる可能性があります。
そのため、信頼できる施工会社に依頼することや、メーカーと話し合いを重ねる必要があります。
2つ目は、防音性が低い点です。
木材の性質上、どうしても遮音性が低いため、音がとおりにくいデメリットがあります。
外に音が漏れる心配があるため、壁や天井などを二重構造にするなど工夫が必要です。
3つ目は、害虫被害を受けやすい点です。
木材はシロアリの好物のため、害虫被害を受けやすくなります。
床下にコンクリートを敷くなどの対策もありますが、防虫加工された材料を使うなどの方法もあります。
まとめ
木造住宅の耐用年数やメリット・デメリットについてご紹介してきました。
また、建築コストが低く気密性が高いメリットがある一方で、防音性が低いなどのデメリットもありますが、デメリットは対策することで改善できます。
木造住宅を検討している場合は、施工会社と相談しながらより良い住宅となるよう検討しましょう。
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