家族の形や生活スタイルは人それぞれ違うため、マンションを検討する際にはご自身に合った間取りの物件を選んで、快適な暮らしを手に入れたいですよね。
最近は「DINKs」と呼ばれるご夫婦も多く、一般的なマンションは住みにくいと感じるかもしれません。
そこで今回は、DINKs向けのマンションの特徴やメリット、物件の選び方について解説します。
マンションの購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買・投資マンション一覧へ進む
マンション購入時に知っておきたいDINKs向け物件の特徴とは
若いご夫婦がマンションの購入を検討する際には、将来子どもが生まれることを想定して、ファミリータイプの物件を選ぶ方が多いでしょう。
しかし、最近は「DINKs」と呼ばれるご夫婦も増えており、DINKs向け物件の注目が高まっています。
では、DINKs向けのマンションとはどのような物件なのでしょうか。
まずは、DINKsとはなにか、DINKs向けのマンションの特徴について解説します。
DINKsとは
DINKsとは、子どもがいない夫婦を指す言葉で、英語の「Double Income(共働き)No Kids(子どもがいない)」の頭文字をつなげてつけられた略語です。
子どもがいない夫婦といっても、「なにかの事情で現在子どもがいない」という意味ではありません。
自らの意思で子どもがいない人生を選んだご夫婦のことを「DINKs」と呼びます。
仕事中心の生活スタイル
DINKsを選んだご夫婦は、仕事中心の生活を送っている方が多く見られます。
たとえば、職場で重要なポストに就いている、やりがいを感じて仕事に打ち込んでいるといった方です。
そのようなご夫婦のなかには、通勤しやすい、リモートワークができる、のんびりできる空間がある、といったマンションに魅力を感じる方が多いようです。
DINKs向けのマンションの特徴
DINKsを選んだご夫婦がマンションの購入を検討する場合、将来を見据えてではなく、現時点で快適に暮らせるかどうかが物件選びのポイントです。
では、具体的にどのようなマンションがDINKs向けなのか、その特徴として、以下のようなことが挙げられます。
●間取りは主に1LDK~2LDK
●都心部や駅近にある
●シングルや少人数世帯をターゲットにしている
DINKsを選んだご夫婦の場合、部屋数の多いマンションの購入を考えている方はあまりいません。
したがって、DINKs向けの物件とは、1LDK~2LDKタイプのコンパクトマンションです。
また、仕事中心の生活スタイルの方が多いため、都心部や通勤・買い物に便利な駅近など、生活の利便性が高い立地が好まれます。
さらに、マンションに小さい子どもが多く住んでいるようなファミリータイプのマンションは、DINKsにとってストレスに感じるかもしれません。
単身者や、子育てを終えた年配の夫婦など、少人数世帯をターゲットにしているマンションのほうが、DINKsに向いています。
▼この記事も読まれています
不動産購入時に頭金を妻の口座から支払うと贈与税が発生する?対策方法とは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買・投資マンション一覧へ進む
DINKs向けのマンションを購入する3つのメリット
DINKs向けのマンションを購入するなら、どのようなメリットがあるのかを知っておきたいですよね。
そこで次に、DINKs向けのマンションを購入するメリットについて解説します。
メリット1:立地条件が良い
先述したように、DINKs向けのマンションは、部屋数が多い大きなマンションより、コンパクトなタイプがほとんどです。
コンパクトマンションは、敷地がそれほど広くなくても建てられることから、駅近や商業地区など、地価が高いエリアにも多く見られます。
したがって、立地条件が良いところで物件が見つかる可能性があります。
メリット2:資産価値が下がりにくい
立地条件が良いことにくわえ、少人数世帯向けのマンションは、需要があります。
たとえば、単身者でも、ワンルームではなく1LDK~2LDK の間取りを選ぶ方は少なくありません。
また、年配の夫婦が生活の利便性を重視して、駅近のマンションに住み替えるケースもあるでしょう。
つまり、需要が高いことから、資産価値が下がりにくい物件なのです。
メリット3:住居にかかる費用を抑えられる
DINKs向けのマンションは、ファミリー向けのマンションより専有面積が狭いため、安く購入できる点もメリットの1つです。
また、毎月かかる管理費や維持費も抑えられ、住居にかかるお金がファミリーマンションより安く済みます。
仕事中心の生活パターンであれば、日中は家を空けることが日常であるため、できるだけ住居費は抑えたいものです。
したがって、安く購入して、維持費も抑えられるマンションは、DINKsを選んだご夫婦にとって、大きなメリットを得られる物件だといえます。
このように、DINKs向けのマンションには多くのメリットがあります。
ただし、将来子どもがほしいと思った際に、手狭になることがデメリットです。
マンションは、高額な買い物であるため、若いご夫婦が生涯の住処として購入する場合は、慎重に判断することが大切です。
また、駅や商業施設が多い立地にあることから、電車の音や通行人の話し声など、騒音に悩まされるかもしれません。
したがって、購入を検討する際には、実際に現地に訪れて確認する必要があります。
さらに、専有面積が40㎡より狭いマンションの場合、住宅ローン控除が受けられないことも注意点として覚えておきましょう。
▼この記事も読まれています
不動産購入時にかかる水道負担金とは?内容や金額相場についてご説明
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買・投資マンション一覧へ進む
DINKs向けのマンションを購入するときの物件の選び方
DINKs向けのマンションの特徴や、メリット・デメリットについて前章で解説しましたが、実際に物件を購入する際にはどのようなことに注目して選ぶと良いのでしょうか。
そこで最後に、DINKs向けのマンションを購入する際の選び方について解説します。
生活の利便性を重視する
DINKs向けのマンションは、生活の利便性が高い物件が多いことがメリットです。
とはいえ、1LDK~2LDKの間取りや、コンパクトなマンションは、郊外にもあります。
駅から自宅が離れていると、毎日の通勤の負担が増えます。
また、仕事帰りに買い物をして帰れるような環境のほうが、共働き夫婦にとっては便利です。
マンションの大きさや見た目を重視するより、通勤や買い物のしやすさや、資産価値が下がりにくい立地条件を重視することが大切です。
設備にこだわる
DINKsを選んだご夫婦は、共働きをしているケースがほとんどです。
ご夫婦ともに日中は忙しく仕事をしていて、十分に家事の時間を取れないという方も多いでしょう。
少しでも家事を楽にしたり、時短で料理を済ませたりするために、設備にこだわると良いかもしれません。
たとえば、食器洗い乾燥機や電気調理器など、キッチン周りの設備にこだわると、仕事から帰宅したあとの家事が楽になります。
また、24時間ゴミ出し可能なゴミステーションや、宅配ボックスなどがあると、自分の都合に合わせてゴミ出しや荷物の受け取りができるため、便利ですよ。
生活スタイルに合った間取りを選ぶ
DINKsを選んだご夫婦は、夫婦の仕事の時間が異なるため寝室を別にしたい、仕事部屋がほしいといった要望をお持ちの方が少なくありません。
また、帰宅したら広めのリビングでゆっくりしたいという方も多いでしょう。
生活スタイルに合わない間取りを選んでしまうと、ストレスを感じてしまう可能性があります。
したがって、快適な生活を送るためにも、お互いスムーズに仕事ができるようなスペースを確保し、仕事の疲れを癒せるような空間づくりを目指すことが大切です。
内見時には、実際の生活をイメージしながら、生活スタイルに合った間取りを選びましょう。
▼この記事も読まれています
購入した一戸建てにカーテン無しで住むメリットとデメリットとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買・投資マンション一覧へ進む
まとめ
DINKs向けのマンションは、立地条件が良く、1LDK~2LDKを中心としたコンパクトなマンションを指します。
立地によっては騒音に悩まされることがあるかもしれませんが、専有面積が狭い分、購入価格や維持費を抑えられる点が大きなメリットです。
快適な生活を送るために、立地や設備にこだわったり、生活スタイルに合った間取りを選んだりといった工夫をしながら、ぜひすてきなお部屋を見つけましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買・投資マンション一覧へ進む