
老後に住み替えをする場合、一戸建てとマンションどちらを選ぶべきなのか疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、老後の一戸建てとマンション、それぞれのメリット・デメリットを解説しながら比較していきます。
また、向いている方の特徴にも触れているので、今後の住み替えをする際の参考になさってみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買一戸建て一覧へ進む
老後の住み替えで一戸建てを選ぶメリット・デメリット

まずは、一戸建てのメリット・デメリットをご紹介します。
どのような特徴があるのでしょうか。
孫や子どもに残せる
一戸建ての場合、購入すると自分の所有資産として管理できます。
孫や子どもに対して資産として残せるため、不動産相続においても大きな影響をもたらします。
たとえば、賃貸物件の場合は、あくまでも居住空間を借りているだけなので、家賃をどれだけ支払っても自分の部屋にはなりません。
しかし、この方法なら不動産を得られるため、メリットの一つとして考えられるでしょう。
また、建物は年月が経過すると劣化していくものです。
こうして考えると、所有資産として残しても、無駄に感じてしまうかもしれません。
ですが、建物を解体しても土地の価値は残っています。
たとえば、介護や通院などに費用がかかる場合、これを担保として融資を利用したりできます。
また、売却して現金化し、資金調達するのも可能です。
場合によっては、立て替えも可能のため、さまざまな用途に使用できます。
身内だけで静かに広々と暮らせる
老後にゆったり生活したい場合、一戸建てはメリットが大きいといえます。
庭で野菜や花を育てたり、家族でバーベキューを楽しんだりなど、敷地を自由に使えることが魅力です。
アイデア次第でさまざまな楽しみ方ができるため、豊かな暮らしができるでしょう。
集合住宅の場合、他の住民に配慮して生活しなくてはなりません。
基本的に、庭や屋上などを使用できても、共有スペースのため飲食は制限されています。
また、なかにはマナーの悪い住民がおり、ストレスの原因になる可能性もあります。
一戸建てはこうしたストレスから解放された環境で生活できるため、安心感が強いです。
たとえば、ペットを飼ったり、楽器を演奏したりすることにも、第三者の許可を得る必要がありません。
それにより、自由気ままに理想的な暮らしができます。
セキュリティが低いのが難点
一戸建てにとって最大のデメリットなのが、セキュリティが低い点です。
とくに老後の生活となると、空き巣に狙われるリスクが高く、最悪の場合は不在の際に忍び込まれてしまいます。
大切な家具家電が傷付いたり、資産が奪われたりする可能性も否定できません。
マンションの場合はオートロック機能をはじめ、さまざまなセキュリティ対策がおこなわれています。
そのため、空き巣に狙われにくいとされているのです。
しかし、一戸建てはこうしたセキュリティがないため、集合住宅よりも比較的簡単に侵入できてしまいます。
▼この記事も読まれています
不動産購入時に頭金を妻の口座から支払うと贈与税が発生する?対策方法とは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買一戸建て一覧へ進む
老後の住み替えでマンションを購入するメリット・デメリット

老後にマンションへ住み替える場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
利便性が良い立地に住みやすい
マンションは駅周辺に建てられている場合が多く、利便性が良い立地に住みやすいメリットがあります。
駅から近いマンションに住めば、外出のハードルも下がるでしょう。
年を取ると足腰が弱くなり、買い物や通院などにストレスを感じやすくなります。
長時間歩くのが苦痛に感じてしまい、生活に影響が出てしまうことも少なくありません。
しかし、駅近のマンションでの暮らしなら、すぐに電車やバスなどを利用できる環境になるため、外出が億劫になりません。
駅から離れている一戸建ての場合、車がないと生活が難しくなりやすいですが、シニアに車の運転は危険です。
こうしたリスクを回避する意味でも、駅近のマンションでの生活がおすすめです。
掃除やメンテナンスが楽
マンションの場合は、掃除やメンテナンスが楽なので、老後の負担軽減に役立ちます。
あくまでも、管理するのは自分の部屋だけのため、建物周辺の共有スペースや庭などは、一切手を加える必要はありません。
基本的には業者が掃除をしてくれるので、何もせずとも美しい見た目を維持できます。
一戸建ての場合、室内はもちろん庭や出入口など、あらゆる場所を自分で管理しなくてはなりません。
草むしりをしたり、木の葉を集めて捨てたりなど、どの作業もシニアにとっては辛いものです。
自分で管理するのが難しいことを考えると、マンションでの暮らしのほうが楽になるでしょう。
管理費や維持費がかかる
基本的にマンションの場合、管理費や維持費がかかることがほとんどです。
家賃の支払いだけではなく、その他の費用も請求されるため、基本的に金銭的な余裕がないと生活は難しくなります。
とくにシニアの場合、収入のほとんどが年金になるため、場合によっては預貯金を取り崩すしか方法がありません。
建物の管理を別の方に対応してもらえる一方で、その代わりに費用を請求されるデメリットがあることを覚えておきましょう。
マンションの場合は、こうした費用がかかる点を考慮したうえで、マネープランを立てなくてはなりません。
▼この記事も読まれています
不動産購入時にかかる水道負担金とは?内容や金額相場についてご説明
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買一戸建て一覧へ進む
一戸建てとマンションが向いている方の特徴

一戸建てとマンションは、全く異なるメリット・デメリットがあることが分かりましたが、どのような方に向いているのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
マンションが向いている方
マンションが向いている方の特徴として、生活の負担を可能な限り軽減したいことが挙げられます。
シニアになると今まで以上に体力が衰えてしまい、思うように動けなくなります。
人によっては持病ができてしまい、長時間外出することが困難になったり、運転が難しくなったりする場合もあるかもしれません。
こうした事情を考慮すると、マンション暮らしのほうが向いていると考えられます。
マンションなら駅から近い場所の物件を選べるため、バスや電車を使って外出できる環境が整います。
駅周辺は比較的明るい場所が多いため、万が一帰りが遅くなっても安心でしょう。
さらに、マンションは空き巣被害に遭うリスクが低く、資産を守ることにつながります。
ニュースを見ていると、高齢者の自宅を狙った空き巣による犯罪が取り上げられていることをよく見かけます。
マンションなら防犯カメラやオートロックなど、自分の身を守るための環境が整っているため安心です。
侵入のハードルも、一戸建てよりも集合住宅のほうが高いため、空き巣に狙われにくくなるでしょう。
精神的にも穏やかな気持ちで過ごせるため、ゆったりしたセカンドライフを楽しめます。
一戸建てが向いている方
一戸建てが向いている方の特徴として、自由に生活したい点が挙げられます。
集合住宅にはルールがあるため、それらを守って生活しなくてはなりません。
しかし、一戸建てなら自分の思うまま生活ができるため、ペットを飼うこともガーデニングをすることも自由自在です。
もちろん、室内の間取りを変更したり、設備を最新のものと交換したりすることも可能です。
集合住宅とは違い、大規模なリフォームが可能となっている場合がほとんどのため、経年劣化の予防対策もできます。
しっかりメンテナンスされていれば、子どもや孫に資産として残しておき、その後の居住地として利用できるかもしれません。
仮に解体したとしても土地だけは残るため、不動産を親族に残したいときの手段としても適しているでしょう。
▼この記事も読まれています
購入した一戸建てにカーテン無しで住むメリットとデメリットとは?
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買一戸建て一覧へ進む
まとめ
一戸建ては老後に自由な暮らしができるものの、管理が大変なデメリットがあります。
集合住宅の場合は駅近物件が多く便利ですが、管理費をはじめとする費用がかかります。
どちらも良し悪しですが、自分が理想とする生活に合わせて選びましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
堺市の売買一戸建て一覧へ進む










