建売住宅といえば、間取りが均一的で個性に欠けるイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
しかし、建売住宅でも最新の流行を取り入れた物件やデザイナーズ物件など、注文住宅と比べても見劣りしない魅力的な住宅は増えています。
そこで今回は、建売住宅で人気の間取りや内見で確認したいポイント、間取りの変更について解説します。
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建売住宅で人気のある間取りとは?
建売住宅は、販売時点ですでに間取りが確定しています。
そのため、流行を反映させた間取りや設備を取り入れているケースが多く見られます。
建売住宅では、以下のような間取りが人気です。
吹き抜けのリビング
吹き抜けのリビングは、開放感があり、採光や風通しが良くなるため、人気の間取りのひとつです。
たとえば都市部の狭小地など、日当たりを確保しにくい場所にある建売住宅は吹き抜けを活用するケースがあります。
リビング階段との相性もよく、通常の階段を設置するための廊下や階段ホールが不要となります。
その分だけ居室に床面積を回せるため、空間を有効活用できるのもメリットです。
一体型のLDK
仕切りがないタイプのLDKは、最近のトレンドとして人気を集めている間取りです。
視界を遮る壁がないので開放感があり、家事効率も良くなるのが特徴的です。
リビング、ダイニング、キッチンで過ごす家族がそれぞれ別のことをしていても、同じ空間にいるため家族のコミュニケーションも広がるでしょう。
また、ソファや棚などで空間を仕切ることもできるため、間取りに制約のある建売住宅でも柔軟にコーディネートを楽しめます。
対面キッチン
一体型のLDKとともに人気を集めているのが、対面型のキッチンです。
リビングやダイニングにいる家族の様子をいつでも確認できるため、子育て世帯を中心に支持を集めています。
パントリー
パントリーは、食品や食器類の収納を目的としたスペースです。
建売住宅でも、キッチン周辺にパントリーがある間取りが増えています。
食品のストックはもちろんのこと、災害時の保存食を保管するスペースとしても便利です。
ウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)
一般的なクローゼットは、各居室内に独立して設置されています。
しかし各居室ではなく、収納に特化したウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)のある間取りも人気です。
家族全員の衣類を一箇所に収納できるため、家事効率が良くなるのが特徴的です。
複数の部屋からアクセスできる、ウォークスルークローゼットなども人気を集めています。
シューズクローク
玄関に大型のシューズクロークがあると、靴だけでなくアウトドア・スポーツ用品も収納できるため便利です。
子どもが小さいうちは、ベビーカーや外遊びアイテムの保管場所としても重宝するでしょう。
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建売住宅の間取りを内見時に確認すべきポイント
建売住宅は、購入前に内見して間取りを十分にチェックしましょう。
その際には、以下のポイントに注目してみてください。
家事動線・生活動線
スムーズな家事動線や生活動線を確保できているかは、暮らしやすさを大きく左右するポイントです。
たとえば、衣類を干す場所・しまう場所が洗濯機から離れていると、移動が多く家事負担が重くなってしまいます。
また、日々の食材の買い出しを考慮するなら、キッチンは玄関から近い場所か、勝手口のある間取りが便利でしょう。
窓の配置
採光や風通しを確保するために欠かせない窓は、どのように配置されているのかがポイントです。
日当たりは、時間帯や方角、周囲にある建物の状況で大きく変わります。
内見の際は、時間帯を変えて日当たりを確認すると良いでしょう。
そして、窓の配置は風通しにも影響を与えます。
玄関や掃き出し窓などが対面に位置していれば、風が通りやすいと判断できるでしょう。
収納スペース
必要な収納スペースは、家族構成やライフスタイにによって異なります。
子どものいる家庭や、趣味の多い家庭では大きな収納スペースが必要になるでしょう。
収納スペースが不足すれば収納家具が必要となり、部屋を圧迫してしまいます。
コンセントの配置と数
コンセントがどこにいくつ配置されているのかによって、家具・家電のレイアウトも決まります。
各部屋に最低1つは設置したいところですが、部屋の用途によっては2つ以上必要な場合もあるでしょう。
リビングの場合、電化製品を多く使うことになるため、より多くのコンセントが必要です。
キッチンには冷蔵庫や炊飯器といった家電用のコンセントはもちろんのこと、ミキサーや電気鍋、電気ケトルなどに使えるコンセントがシンク周辺にあると便利です。
このほか、エアコン専用のコンセントの有無も内見時にチェックしておきましょう。
エアコン専用のコンセントがない場合、増設工事が必要となるため注意してください。
将来のライフプランに対応できるか
たとえば、建売住宅を購入した時点で子どもは1人でも、その後さらに増えるケースもあるのではないでしょうか。
そのため、子ども部屋の数が将来的にも十分であるかはチェックすべきポイントです。
その子どももいずれは独り立ちするため、ほかの用途に転用しやすい子ども部屋であるかどうかも考慮すると良いでしょう。
また、老後を見据えた間取りであるのかも確認したいポイントです。
居住スペースが1階で完結できれば、年老いても階段の上り下りで苦労することがありません。
自身の老後のみならず、妊娠中や子どもが小さい内も、なるべく階段の上り下りが少なく済む間取りのほうが快適に過ごせるでしょう。
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建売住宅の間取りを変更する方法
建売住宅の場合、基本的に間取りは変更できません。
ただし建築前なら、多少の変更に対応してもらえる可能性があります。
建築確認申請前のタイミング
建築確認申請とは、自治体に建物の設計図などを提出して法律に適している建物であるかどうかを確認する手続きのことです。
申請前であれば、間取りが大きく変わるようなプランにも対応できる場合があります。
そこで、気になる土地が建売住宅の建築予定地の場合には、施工会社に問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
なお、建築確認が済んだあとは、設備のグレード変更などには対応できる場合はありますが、間取りの大幅な変更は難しいでしょう。
更地であっても、間取り変更には間に合わない可能性があるため注意してください。
セミオーダー住宅を購入する
セミオーダー住宅とは、建売住宅と注文住宅の両方の特徴をあわせ持つ住宅のことです。
近年ではさまざまなニーズに対応するため、建築前の建売住宅をセミオーダー住宅として提案している建築会社もあります。
標準的な建築プランは定まっていますが、そのなかから好みの間取りや設備のグレードを自由に選択できるのが特徴的です。
そのため、注文住宅と建売住宅で迷っている方にもおすすめです。
間取り変更を前提とした建売住宅もある
建売住宅でも、将来的に間取り変更をすることを前提としている物件もあります。
広めの居室にドアや窓、コンセントなどが2組ずつ設置されており、間仕切り壁を増設すれば2部屋にできる間取りプランなどが挙げられます。
子どもが小さいうちは1部屋で一緒に遊べますし、子どもの独立後は間仕切り壁を撤去して広い部屋に戻すことも容易です。
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まとめ
建売住宅で人気の間取りや、内見時のポイントについて解説しました。
購入のタイミングによっては、建売住宅でも間取りや設備のグレード変更は可能です。
セミオーダー住宅のように、注文住宅の特徴をあわせ持つプランもあるためつ、マイホームに求める条件に応じて選択してみてはいかがでしょうか。
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