庭付きの一戸建てを持てば、庭を特別なスペースにしてみたいですよね。
家庭菜園などはどうでしょうか。
四季折々の旬の野菜を育てて、食卓に採れたての野菜を使った料理を並べるなんて素敵です。
そこで今回は、庭に畑を作る方法やコツについてご紹介します。
庭で家庭菜園するには畑を作るのが良い?
家庭菜園はもちろんプランターでも楽しめますが、プランターは植物にとって根を張る場所が限られ窮屈です。
そこで、庭を有効活用して畑を作ることをおすすめします。
庭や畑に育つ地植えの植物は、根を広くしっかりと張ることができるため、養分も他の植物と取り合いになりません。
またプランターで家庭菜園の場合はプランター内で育てる品種が限られますが、畑なら複数の野菜をまとめて育てられます。
日当たりの良い場所に地植えすれば、十分な日光のもと、こまめな水やりが必要なのは発芽するまでです。
発芽すれば、水分と養分は自ら吸い上げ、雨水の恵みもあるからです。
水をやり過ぎた場合でも土が吸収するため、水のやりすぎで腐らせてしまうようなプランターでの失敗はありません。
庭に畑を作る方法をご紹介
排水性、通気性、保水性、肥料もちが良く、石などの異物のない土壌が良いです。
庭の一角でこのような土壌改良をするには、以下の道具も必要です。
●異物のふるい分けに使用する鍬・スコップ・ふるい、草取りの際の熊手や軍手
●排水性、保水性を改良するための堆肥や腐葉土
●土のphの調整で使用する苦土石灰
●野菜用の肥料
土壌改良の方法ですが、まず庭の日当たりの良い場所を鍬やスコップで30cmの深さくらいまで耕します。
不揃いの石が出てきたら、ふるいにかけて大きな石は取り除きます。
次に、土を手で握り広げて、固まったままの場合は排水性が悪い、サラサラ崩れる場合は排水性が良すぎる、という判断をします。
排水性が悪い場合は、1m²に対し腐葉土または堆肥を2kg混ぜ合わせ、良い場合は腐葉土や堆肥を1kgと赤玉土や黒土を1kg混ぜ合わせます。
日本の土壌は野菜の好まない酸性土壌であるため、苦土石灰を撒いてphを整えます。
1週間後、野菜用の肥料を混ぜ込み土壌中に栄養分を入れたら、畝(うね)を日光があたるように10~30cm盛り上げて作れば畑の完成です。
庭の家庭菜園の土づくりのポイントは?
家庭菜園の肝の土づくりにおいては、保水性、排水性が重要であり、適度な酸度で有機物をたくさん含む土が理想です。
土壌酸度は、野菜の種類により違いがありますが、およそph6.0〜ph6.5が適しており、中性の土壌が最適です。
酸性やアルカリ性に偏ると、根の成長や栄養の吸収性が悪くなり、野菜の成長が悪くなるため注意してください。
肥料をやるタイミングは、肥料焼けを防ぐために植える1か月~2週間前に肥料を混ぜ、土と中和させます。
さらに土をよく耕し、根の張りやすいフカフカな状態の土に植えることでしっかり育ちます。
まとめ
家庭菜園はプランターよりも庭に植えた地植えのほうが、丈夫に大きく育ちます。
土壌改良で良い土づくりをして、美味しく育った野菜を毎年家族みんなで楽しみましょう。
良い食育であり、楽しい思い出になります。
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