地下室はさまざまな用途に利用できますが、地下室付きの家を売買するとなると、売却しにくい傾向にあります。
そのため、売却する際にはなぜ売れにくいのか知ったうえで、対策をして売り出すと良いでしょう。
こちらの記事では、地下室付きの家の売却が難しい原因をご紹介しています。
地下室のメリットと売却方法についてもご紹介しているため、参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら地下室付きの家が売却しにくい原因とは

使用目的がある方には、地下室はメリットとなる部屋ですが、一般的には特殊な部類です。
そのため、不動産売買ではデメリットとされることも多く、売却までに時間がかかることもあります。
地下室付きの家が売れにくいとされる原因には、下記があげられます。
価格が高い
地下室付きの家は、一般的な一戸建ての物件よりも売却価格を高く設定し売り出される傾向があります。
それは、地下室を作る際に、1,000万近くの多額の費用が必要となるからです。
地上階の価格と合わせると、一般的な一戸建ての物件よりも倍以上の費用となってしまいます。
そのため、赤字にならないようにこの費用を取り戻そうとするのであれば、どうしても売却価格が高くなってしまうのです。
売却価格の高い中古物件と新築の物件をくらべると、どうしても新築の物件のほうが人気であるため、地下室付きの家は売れにくくなってしまいます。
通気性が悪く、湿気がこもりやすい
地下室は密閉度が高いため、通気性が良いとは言えません。
風が入りづらいため、空気の循環が起こりにくく、湿気がこもりやすい環境です。
湿気がこもりやすい環境では、カビの発生する可能性が高まり、結露も起きやすくなってしまいます。
このように、カビや結露による建物が痛むリスクがあり、換気の管理が難しい点も売れにくい原因のひとつといえます。
浸水リスクが高い
地面よりも低い位置にあるため、浸水のリスクが高く、それにより敬遠されることがあります。
台風や豪雨などの荒天時にはとくにリスクが高まり、地下室を持つ人には心配の種となるでしょう。
荒天時に備え事前に排水設備や土のうの準備も必要となり、万が一浸水してしまった際には、地下室が汚れてしまうため壁や床の交換も必要となります。
こういった浸水リスクに対するあらゆる費用も多額になることが予想されるため、購入されにくいと考えられます。
需要が低い
地下室付きの家は、ひな壇状の土地に作られていることが多くあります。
ひな壇状の土地とは、斜面を造成した土地で階段状になっているため、広い敷地で建物を作ることが難しい土地です。
そのため、地下室を作り、土地を有効活用している家が多くあります。
このひな壇状の土地は、階段状になっている点から使い勝手が悪く、敷地も広くはないため需要が低い場所です。
地下室付きであるという条件以前に、土地の形状・敷地面積が原因となって購入をさけられるケースがあります。
維持・管理費がかかる
地下室は湿気により、カビや結露で建物が痛みやすいため、換気設備を整える必要があります。
また浸水した場合のために、排水・防水対策を事前にしておくことも大切です。
このように地下室付きの家を持つ場合は、設備を整えたり管理が必要であったりと、手間や費用がかかってしまいます。
維持・管理にかかる手間や費用面での負担を考えると、地下室付きの家を買うハードルは高いと言えます。
地下室付きの家の売却時のメリットや強み

一般的な一戸建ての物件にくらべると、特殊であることから売れにくい地下室付きの家ですが、悪い点ばかりではありません。
売却時の強みとなる、メリットをご紹介します。
外部を気にせずホームシアターが楽しめる
地下室は土やコンクリートに囲まれているため、地上階にくらべて防音・遮音性に優れています。
そのため、近隣への騒音等を気にすることなく、ホームシアターとして楽しむことが可能です。
大音量にして音響を楽しめ、外部の音も聞こえづらいため、映像作品に集中しやすい環境と言えます。
映像作品を見ることや音楽が趣味の方、もしくはそれに関係する仕事をしている方などには、地下室はメリットと言えるでしょう。
ワインセラーとして最適な環境
地下室は、気温が安定しているという特徴があります。
季節に関係なく外の気温から受ける影響が低いため、温度管理が重要なワインセラーとして使用できる環境です。
また直射日光も当たりにくく、ワインの劣化を抑えられます。
ワインセラーとして使用する際は、長持ちさせるためにも湿度管理には十分注意が必要となりますが、以上の点からワインの保管には最適な環境といえるでしょう。
ワインが好きな方、ワインをコレクションしている方には、地下室は趣味の空間として楽しめる部屋となります。
耐震性に優れた構造
建物は基礎部分が地盤の深くにあるほど、揺れに強くなるという特徴をもっています。
地下室付きの家は一般的な地上階だけの家よりも、深い位置に基礎を作ることになるため、耐震性能に優れているといえるでしょう。
近年は、地震に対する備えの意識が高まっています。
そのため、耐震性を重視する方には、地下室付きの家はメリットとして購入を検討してもらえる可能性があります。
地下室付きの家を売却する方法

ここまでご紹介したように、地下室付きの家は売れにくい傾向がありますが、買主が求める条件とマッチすれば売却となるでしょう。
ただし、買主が見つかるまでに時間がかかる可能性があります。
スムーズな売却としたい方は、下記の方法もご検討ください。
地下室を埋め立てる
建物を解体し、地下室部分を埋め立てて更地にすることで、早めに売却にいたる可能性が高まります。
ただし、地下室を埋めることに加え解体・更地とするには、売主側で多額の費用を負担しなければいけないため注意が必要です。
数百万円の費用となることも考えられますが、なるべく早く売却したい方は、選択肢としてご検討ください。
もしくは、地下室を残したまま売り出し、売買成立後に更地渡しとする条件を提示しておく方法もあります。
そうすることで、地下室を気に入って購入する買主が現れることも考えられます。
売却価格を下げる
前述にて地下室の埋め立て方法をご紹介しましたが、埋め立てには多額の費用が必要となります。
そのため、なるべく費用をかけたくない方は、売却価格を下げることも方法のひとつとなります。
現状の価格から、解体費用を差し引いた価格に設定することで、買主は購入しやすくなるでしょう。
価格は値下げ交渉される可能性もあるため、低く設定しすぎずに、希望よりも少し高めの売却価格とすることがオススメです。
メリットに注目を集める
地下室はホームシアターやワインセラーとして、使用するのに最適な部屋です。
こういった地下室のメリットに注目が集まるように売り出すことで、こだわりの趣味がある方など、特定の人たちの目に留まりやすくなります。
防音・遮音性を備えた部屋がある家は多くないため、買主の希望条件に当てはまれば希望価格での売却となることもあるでしょう。
また近年では、耐震性を重視して住宅を探す方も増えています。
耐震性が高いことについてアピールすることで、価格が高くとも地下室があることを魅力に感じて、購入してもらえる可能性が高まります。
まとめ
地下室付きの家は一般的な家よりも、所有した際のあらゆるリスクが高いため、売却が難しい物件です。
しかし、悪い点ばかりではありません。
売り出し方法を工夫するだけで、魅力を感じた方に購入してもらえる可能性は高まるため、記事でご紹介した方法を参考に売却をご検討ください。










